教室だより

川崎市宮前区の学習塾ripeのブログ。

news#83

授業日ニュース#83

東京大学研究チームが
「ほぞ組手」を自動設計する仕組みを開発!

https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2104/08/news038.html


👨‍🏫ほぞって何やねん!てなりますね。イメージしやすいところだと古いお寺とか神社みたいな建物では今も使われていますが、ネジやクギではなく、パズルのように木材を組み合わせることで家具や建物を作る技術です。

👨‍🏫正しく設計すればとても丈夫な建物や家具が作れるのですが、【設計と加工が難しい】せいで無くなりかけてた技術。この設計〜材の削り出しを自動化することで、技術として再び蘇る可能性が出てきたんですね。

👨‍🏫建築業界でこれが普及するかどうかは謎だな。今まで通りのやり方でやってくれないと仕事がなくなって困る!って会社もいっぱいあるから、反対する人は多いだろうし。こないだ日経で、木造7階建てのビルができた!つうのがニュースになってたけど、主流にはならなさそう。

👨‍🏫でもこの設計の仕組みって、3Dプリンターとも相性良いと思いません?例えば近い将来、IKEAみたいなでっかい家具屋のでっかい倉庫なんて必要なくなるかもしれない。家具屋さんは、溝の口みたいな場所に3Dプリンタだけ設置する。お客さんがその場で商品を選んでボタンを押せば、イスでも机でも、必要な家具のパーツがその場でプリントされる…みたいになるかもしれないよね。

👨‍🏫家具屋は運送代と倉庫代がかからなくなるから、今よりずっと安い値段で商品を販売して利益を出せる。お客さんは、気軽に安くて丈夫な家具を買うことができるね。

👨‍🏫過密化、晩婚化、低所得化、インフラの老朽化、労働市場の流動化…ざっくり言えば今の日本の若い人って、「古くて狭くて小さい家を転々として暮らしてる」人がたくさん居て、立派な家具なんて買えないじゃない。今より手軽に選べる家具が増えると、心に余裕が出そうで良いよね。
本日も張り切って参りましょう👊

のぞく