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神奈川県で小さな学習塾をしてる人のブログ。

①夏休みの宿題の作文のやり方(文章を長くするためには??〕

夏休みですねー。学生の皆さんにとって最も楽しみなイベントの1つである反面、寝違えた首の痛みみたいに気になるのがあれね、夏休みの宿題。できることなら早く終わらせたいわけですけど、「書く内容が思いつかない‥」とかなんとかで先延ばしになりやすいのが「弁論文」だったりしませんか?

まぁ文書書くの嫌いな人って多いしね。

 


今回はこの弁論文だとか人権作文を書く前に、意識してみてほしい「文書を書くコツ」を紹介します。苦手な人には難しく感じるかもしれないけど、長い文書を素早く正確に作るために大切なテクニックを伝えるので、読んでみてください!

特に、「どうすればたくさん文章が書けるか」が分かるように書いていきます。

 


分かりやすいように、

「トマトが嫌い」という話を弁論文にするという設定で話してみます。ではスタート!

 

 

 

①主語と述語を意識する

(主語を省略しないで必ず書く!)

 


まず意識してほしいのがココです。

「〜は」「〜が」等にあたる"主語"と、

「〜だ」「〜する/〜される」等にあたる"述語"を組み合わせて文書を作ること。そして慣れるまではそれをできるだけ省略せずに書いていくことをルールにしましょう。

 


これには、

・文章が分かりやすくなる

・文章の続きが考えやすくなる

というメリットがあります。

 

 

 

具体的に見ていきましょう。

例えばダメな例。

 


【トマトが嫌いです。なんであんなに不味いんだろうと思います。昔給食に出てきてすごく困った思い出があります。】

 


こんな風に文章を書く中学生、居ますよね。

まあ正直言ってバカっぽく見えてしまうし、何より困るのが、もうすでに書くこと無くなってきてません笑?

 


でね、上の文章を見て、「自分もこういう書き方しそう」と思ったキミ!

実はめちゃくちゃ損してるんです。

 


「自分はバカだから、たくさん書く内容を思いつかない」と思ったことない?

それは間違いです。

君はバカじゃない。

 


文章っていうのは、「短く言おうと思えば言えること」を、無理矢理引き伸ばして長く書く、書けるものなんです。

 


どういうことか?

次の例をみてください。

「主語をきちんと書く!」を意識して、文章を書いた例です。

 


【"私は"トマトが嫌いだ。もしかするとこの文章を読んでいる"あなたも"、トマトが嫌いかもしれない。"私の母などは"大層なトマト好きであった。"彼女は"、トマトの匂いを嗅いだだけでも嘔吐く(えずく)私を脇に見ながら、喜悦の表情で生のトマトを丸かじりしていた。‥】

 


どうでしょう。

文章が長くなったね。

国語の授業でよく聞く「段落」の感じに近くなったさ。

でもでも、長くなったけど、結局何を言ってるかって「トマトが嫌いだ」っていうことしか言ってないやんか?

作文てのは、そんなもんなんです。

 


まず主語をきちんと書くクセをつけよう。

それだけで長い文章を書くことがはできます。

なぜか。もしも同じ主語ばっかりが続いてたら、国語が苦手な人でも「変だな、不自然だな」って気づくでしょう?そうすると、意識しなくても工夫ができるようになります。色んな主語を使えるようになります。色んな主語を使っていけば文章は長くなるし、賢く見える文章になります。

 


文章を続けて書くのが苦手な人、

文章を1つ書いただけですぐに手が止まっちゃう人は、

「あー何書こう」じゃなくて、「次の文章の主語何にしよう?」と考えてみてください!

 


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さらに文章が得意な人には、以下のようなワザもおススメです。

[主語テク①一般化]

「私は」ではなくて「私たちは」という主語を使った文章を入れます。

話が普遍化・抽象化され、読み手を引き込むことができますし、賢く見えます。

【私はトマトが嫌いだ。私たちは事あるごとに、「好き嫌いは良くない!」と言われて育つ。だが、嫌いなものは仕方ない。一体いつから私たちはあんなものを食べるようになったんだろう。】

 


[主語テク②無生物]

人間以外のものを主語にします。

文章の幅がぐっと上がり、賢く見えたり、ユーモラスに見えたりします。ここでは「トマト」を主語にした文章を入れてみます。

【私はトマトが嫌いだ。トマトも私のことが嫌いなんじゃないだろうか。トマト界における私の評判について私が知る由はないが、仮にトマトが私を嫌っていなくても、私がトマトを嫌いでなくなる日は絶対に来ない。トマトの色は私を絶望させ、トマトの匂いは私から生きる気力の8割を奪う。】

 


[主語テク③名詞節]

前項の応用で、「文章」の最後に「〜こと」や「〜という事実」などの言葉をつけて、それを主語にします。これもやはりてっとり早く文章を長くしてくれますが、使いすぎるとかなり鬱陶しいです。

[私は+トマトが嫌いだ+コト]

【私がトマトを嫌いだということは、クラス内では有名な事実である。先日給食にトマトが出た時などは、クラスメイトがこっそり私のお皿にはトマトが入らないように配慮してくれた。私が日頃地道にクラスメイトに向かってトマト嫌いを公言してきたことは、どうやら無駄ではなかったようだ。】